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保活@地方住みはラクか否か

by ライスには塩を


ワーママ歴はすでに8年…

地方都市でワーキングマザーをやっとります。幼い子ども二人は、どちらも1歳を過ぎたころから保育園へお願いしてきました。上の子は小学生となりましたが、下の子は未だみっちり預かっていただいている状況。

保育園については諸々、議論が白熱していますね。

■保育園落ちた日本死ね!!!

こちらの鮮やかな問題提起は記憶に新しいところですが、その他

■保育士の給与低すぎ問題(朝日新聞へリンク)■「子どもの声ウルサイ」を理由に住民繁体、保育園の開設中止(産経新聞へリンク)

などなど。「保育園」をめぐる課題は、一筋縄ではいかない複雑さを秘めているようです。

ところで、何かと話題のイケハヤさんがこのようなことを仰っております。

『「日本死ね」という人には、「地方移住」をすすめたい。』(まだ東京で消耗してるの?より)

地方のほうが子育てしやすい――何気に、3歳児神話よりずっと強固な先入観かと。それ、本当なんでしょうか?

■地方都市の保活、実際のところ

私はいわゆる「地方住み」です。住んでいるエリアを会社役員で例えたら、日本全体における部長くらいですかね…重要性や影響力等から見て。

保活だけで考えた場合、これはハッキリ言いますが

楽勝でした。

周囲のママ友でも、保育園に入れない…という悩みは聞いたことがありません。だいたい、希望の保育園へ入ることができているようです。保育士も、概ね足りていると感じます。まさに、

こういう感じ。

しかし、それはあくまで保活だけで考えた場合の話です。

■東京に比べロクな仕事がない

まず、地方には仕事がありません。

ここでいう「仕事がない」とは、働く先が一切ないという意味ではなく

仕事内容にバラエティがない

ということです。

地方における仕事は結局、「東京のやり方を忠実に再現する」ことになりがちです。あらゆる重要な仕事は、基幹となる東京へ集中するからです。経験や独自のスキルを活かすことより、マニュアルに従う・古いやり方を継続する能力が求められやすいといえるでしょう。

子どもを抱えた母親となれば、その傾向はより強くなります。

言い方は悪いですが、雇用主からすれば使い捨てに近い。これに、地方ならではの保守的な「母親像」が重なると、さらに始末が悪い。

キャリアアップ?なにそれ美味しいの?

…地方住みである私の、正直な気持ちです。子どもたちが地方で働くことになれば、同じような課題へ直面するでしょうね。

■子どもにとって最高の環境?

私自身、地方出身者です。天然コケッコー並みのド田舎で生まれ育ちました。あふれるような自然やあたたかい人々…たっぷり享受して育っています。

しかし悲しいかな。
私には田舎の空気、ぜんぜん合っていませんでした。

だだっ広い田んぼをひとり通り過ぎるときの寂しさ、荒れ狂う春一番の力強さ、遮るもののない空の圧倒的な青さ…思い浮かべるだけで、一気にネガティブな気持ちになります。私は生まれつき、自然が少し苦手なのです。今のエリアへ引っ越してきて、なんて楽に息を吸えるのだろうと思いました。

紋切り型なメリットが、全ての子どもに適用できるとは限りません。

■子育ては保育園では終わらない

とりとめなく綴ってきましたが、つまり

子育ては保育園以降も続く、子どもの人生はもっと続く

ってことですね。

ある親戚は、ことあるごとに「東京で生まれ育ちたかった」とこぼします。彼は東京に移り住み大企業の幹部として働いていますが、頭の回転が『東京者に追いつかない』といつも感じるそうです。東京で育てば、きっと身につけられるスキルだったのに、と。

時代は大きく変わっていきます。

激しい移り変わりの中、なんとか選択していかなければならない保護者たち。現代の子育てストレスは、不透明すぎる未来ゆえ、生まれているのかもしれません。


ライスには塩を
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